2006-12-17

「武士の一分」鑑賞

武士の一分




先日、「武士の一分」を見に行きました。見たいと思ってなかったんだけど、母親に誘われて、新しいとこに勤務する直前に平日昼間を有効利用したかったし、水曜レディースデーにて行ってきました。



以下はあらすじをふんだんに含み結末も書いてしまいます。まだ公開したてだから見に行く方は進まない様に!




【事前入手情報】
・山田洋次監督の藤沢周平三部作の三つめ
・主演はキムタク、壇れいが奥さん、他は笹野高史、桃井かおり等
・キムタク扮する武士が失明する
・壇れいは離縁される
・キムタクは盲人だけど剣で戦う


興味を持たず、三部作の最初のニ作品も見てなくて、たまたま見たニュースでこの位の情報だけ得ていました。だからドキドキが増したのか、楽しく見れました。

あらすじは、お上の毒味役を担ってたキムタク(三村新之丞)が毒に当たって失明し、役を降りざるを得なかった新之丞の家禄を守る為に壇れい(加世)がお偉方の坂東三津五郎(島田)に頼み込みに行くと、頼みと引き換えに手込めにされる。加世が内緒で島田に度々会いに行ってるのを知った新之丞が加世を離縁するも、家禄が守られたのは島田のおかげではなく、加世は騙され弄ばれてたのだと知り、新之丞が島田に果たし合いを申し込む。
結果、新之丞が勝ち加世も戻るという形。



新之丞が勝つとか、加世が戻ってくるとかあんまりいい風にストーリーを想像しなかったし、ホントにハラハラして楽しめた。事前情報が少ないのが功を奏したというか。
切ないストーリーなのに、ちょっとドジで小心者で主人に忠実な三村家使用人?の笹野高史(徳平)がいちいち面白くて、シリアスなシーンでも笑いをとってしまうとこが多々ありました。

離縁に至る過程。
決闘で勝つまでの過程。
復縁に至る過程。

どれも切ない理由があり、切ない出来事があり、しばしば涙を誘う。結果に至るまでに細かい伏線があって、細かく映画を見てると「ああ、だからそうなるのね」と何度も感心する。
で、最初から最後まで徳平が笑わせてくれるという。

言い方はおかしいけど、こんなに笑える映画だとは思いませんでした。
山田洋次監督はキムタクの目に惚れたと聞いたけど、見えない筈なのに眼光を鋭くするとこはドキっとしました。でも新之丞が笑わせたり、新之丞が徳平につっこんだりするとこは、山形弁も相まってややコント風に見えてちょっとスマスマ的な現実に引き戻されちゃいました (; ´∀`)



期待をしてなかったからか、かなり面白かったです。
坂東三津五郎むかつくー!とか思ったけど、意地悪な役をこなしきってるって事だし、壇れいは和服での身のこなしがさすが宝塚って思ったし、各登場人物の細かいセリフとか仕草も見ものでした。

緒形拳と笹野高史が効いてるなーと思いました。
at 23:25 | FILM | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)
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